スパイクラベンダー Lavandula latifolia / Lavandula spica SD/DO flowers

科名:シソ科

抽出部位:花

特性成分:リナロール、1,8-シネオール、カンファーなど

スパイクラベンダーの写真
Lavandula latifolia

スパイクラベンダーはラベンダーの仲間ですが、1,8-シネオールやカンファー(樟脳)が含まれて

いるので、ラベンダー Lavandula angustifoliaのようなリラックス作用はなく、香りもフローラルで

はありません。

 

特に化膿したニキビ、水虫などの皮膚感染症によく用いられます。

  • 心身に活力を与えます。
  • 抗菌・抗ウイルス・抗真菌作用があります。
  • 痰を切り、咳を鎮めます。
  • 鎮痛作用があります(頭痛、筋肉痛) 。

使用法

皮膚塗布が最適です。香りを楽しむための芳香浴には適していませんが、ローズマリー・シネオールやユーカリラジアタとブレンドして吸入に用いることがあります。

  飲用 皮膚塗布 芳香浴
 大人  ★★★ ×
 子供 × ★★★ ×
★★★ =最適です
★★ =適しています 
=可能ですがすすめられません
× =適していません

〈筋肉痛〉

スパイクラベンダー3滴+ウインターグリーン2滴+ラヴィンサラ3滴を、ヘーゼルナッツ油10mlに加えて塗ります。痛む箇所をやさしくマッサージします。

 

〈水虫〉

スパイクラベンダー、ティーツリー、セイロンシトロネラ、ゼラニウムを同量ずつブレンドし、少量の植物油を加えます。局所に塗ります。

 

ファミリーアロマテラピーの手引き / AROMATHÉRAPIE FAMILIALE FICHE CONSEIL
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