科名:カンラン科
抽出部位:樹脂
特性成分:α-ツジェン、p-シメン、サビネン、インセンソールなど
乳香あるいはオリバナムとも呼ばれるフランキンセンスは、主に東アフリカに生息するカンラン科ボスウェリア属の芳香ゴム樹脂です。エッセンシャルオイルは、樹皮から染み出して空気に触れて固まった淡黄色の樹脂(写真下)を水蒸気蒸留することによって得られます。
フランキンセンスは宗教的儀式の薫香としてよく知られていますが、古代から美容のための練り粉やリウマチなどの関節痛の湿布などにも使われてきました。
ヨガや瞑想など、身体の無駄な力を抜いて精神統一をしたいときの芳香浴に最適です。
飲用 | 皮膚塗布 | 芳香浴 | |
大人 | ★ | ★★ | ★★ |
子供 | × | ★ | ★★ |
★★★ | =最適です |
★★ | =適しています |
★ | =可能ですがすすめられません |
× | =適していません |
<メディケーションに>
単独で芳香浴を楽しみます。芳香浴に適したエッセンシャルオイルを好みに合わせて適量ブレンドしてもよいでしょう。
ベルガモットとブレンドすると、マイルドで親しみやすい香りになります。
品質のよいフランキンセンスのエッセンシャルオイルは稀少でとても高価です。