よみもの
冬の森から届く、小さな「手紙」のような香り
2025年 12月 13日

絵本『モミの手紙』(ロバート・フロスト作/テッド・ランド絵/みらい なな訳・童話屋)は、クリスマスツリーになるモミの木を「商品」として見るのか、それとも「かけがえのない自然」として見るのかを問いかける絵本です。
Abies sibirica(シベリアモミ) もクリスマスツリーとして親しまれる樹木ですが、エッセンシャルオイルは 木を伐採せず、枝葉だけから抽出 されます。森を守りながら香りを分かち合う、静かな循環の中で生まれる一滴です。
冬は家の中で過ごす時間が長くなる季節。針葉樹の香りは、閉じた空間に“森の呼吸”をそっと持ち込んでくれます。
Abies sibirica(シベリアモミ)
成分:酢酸ボルニル 28〜40%、カンフェン 20〜25%、3-カレン 10〜15%、α-ピネン 10〜15%
エステル類の酢酸ボルニルが豊富で、バルサミックでやわらかい香りが特長です。
冷たい空気の中で深呼吸したときのような透明感がありながら、香りは穏やかに立ち上がり、冬の室内によくなじみます。
集中したい時や、空気を整えたい冬の朝にもおすすめです。
【深い呼吸のための芳香浴用ブレンド】
• シベリアモミ 3滴
• ユーカリラジアタ 2滴
• ラヴィンサラ 1滴
シベリアモミのピネン類がもたらす“澄んだ森の空気”に、ユーカリラジアタのやわらかな 1,8-シネオール、ラヴィンサラの軽いアクセントが重なり、クリアなのに優しい、冬の室内で最も心地よいシルエットに仕上がります。
ディフューザーなどでお部屋に香りを広げたり、サシェにして香りを楽しむこともできます。