科名:キク科
抽出部位:花
特性成分:酢酸ネリル、γ, ar-クルクメン、ジオンなど
打撲時の青あざや腫れのケアに用いるエッセンシャルオイルとして昔から知られています。主に 血液循環のトラブルに用いられます。
飲用 | 皮膚塗布 | 芳香浴 | |
大人 | ★★★ | ★★★ | × |
子供 | ★★★ | ★★★ | × |
★★★ | =最適です |
★★ | =適しています |
★ | =可能ですがすすめられません |
× |
=適していません |
〈打撲・あざ(内出血)〉
ヘリクリサム2滴+ラバンジン(またはラベンダー)1滴を、原液または少量の植物油で希釈して塗ります。
〈手足の冷え・しもやけ〉
ヘリクリサム7滴+ラベンダー(またはラバンジン)10滴+ローズマリー・シネオール10滴を、植物油30mlに加えます。数滴を手に取り、朝晩、マッサージを行います。
ヘリクリサムは、蒸留時の温度・圧力調節を少しでも誤ると、すぐに香りが損なわれてしまうデリケートなエッセンシャルオイルで、高い蒸留技術が要求されます。 特に、ヘリクリサム・イタリカムHelichrysum italicumは、医療にも使うことのできるエッセンシャルオイルとして知られ、生産量もわずかです。