科名：ミカン科

抽出部位：果皮

特性成分：リモネン、β-ピネン、γ-テルピネンなど

飲用と芳香浴が最も適しています。皮膚塗布した場合に、光毒性（直射日光に当たるとシミの原因になる）の可能性があります。

〈疲れやすい・風邪をひきやすい方に〉

プレーンヨーグルト1人分に、蜂蜜（好みの量）とレモンを1～2滴入れて食べます。爽やかな香り

が心身をリフレッシュさせます。子供はレモンを1滴にします。

 

〈疲労、乗り物酔い〉

子供：レモン1滴を、ティースプーン1杯の蜂蜜または角砂糖に垂らして飲みます。1日1回まで。

大人：レモン1滴＋ペパーミント1滴を、ティースプーン1杯の蜂蜜または角砂糖に垂らして飲みます。1日3回まで。

乗り物酔いには、レモンとペパーミントをブレンドしてティッシュペーパーなどに垂らし、香りを嗅ぎます。

 

〈リフレッシュ＆リラックス〉

スイートオレンジとレモンをブレンドし、ディフューザー(芳香拡散器)で芳香浴を行います。スイートオレンジを多くすると、より甘く温かい感じに、レモンを多くすると、爽やかになります。

また、マンダリンを加えると、やわらかで深みのある香りになります。イランイランやゼラニウムを少量加えると、フローラルな香りが加わります。

水蒸気蒸留で得られるエッセンシャルオイルに比べて劣化しやすいので、開封後は冷暗所で保管し、半年ぐらいで使い切りましょう。ツンと鼻を刺すような不快な臭いがしたら、劣化している証拠です。

 

また、レモンに含まれるフラボノイドなどの不揮発性の物質が、ボトルの底に沈澱する場合があります。異物と間違われることがありますが、品質には問題ありません。天然物たる所以です。